「That’s right!」
授業をしている時の私の口癖です。
発問に対し、
期待していた通りの答えが返ってくると
嬉しさのあまり、
大きな声で「That’s right!」と叫びます。
すると子どもたちは爆笑します。
別に笑わせるつもりで
言ってるわけじゃないのに。
まぁそんな先生、他にいないだろうから
珍しくて面白いんでしょうね。
子どもたちはこの「That’s right!」
を気に入ってくれて、
半ば合言葉のようになっていきました。
2週間の教育実習が終わりました。
先週の土曜まで
母校の中学で教育実習を行なってきました。
2週間の実習期間中、
中3の2クラスに
公民の授業を計6コマ教えました。
6回とも僕が何かするたびに笑いが起こる。
子どもたちは
「成井先生の授業は面白い」
と担任の先生に報告する。
担任の先生から
「成井先生の授業、生徒たちに評判ですよ」
とプレッシャーをかけられる。
有難いような、有り難くないような。
でも子どもたちが
いっぱい笑ってくれたのは嬉しかった。
僕は面白い授業を目指しています。
笑えて、メリハリがキチンとしてて、
楽しんでるうちに授業が終わる。
楽しいから全然勉強が苦にならない。
それが僕の理想です。
この考え方、
僕の稽古の作り方と全く同じです。
まず楽しいことが絶対条件。
楽しみながら創造し、創作し、
その中で個々の課題にチャレンジする。
泣きながら、怒られながらやったって
つまらないし、楽しくない。
やっぱり面白くないと。
なので授業をしている僕は
演出をしている僕とほぼ一緒のはずです。
違いは公民を教えているか、
芝居を教えているか。
役者たちにも見てもらいたいな。
たぶん一緒と言ってくれるはず。
話を戻して、
2週間の実習が終わりました。
3kg痩せるくらい疲れたけど、
本当に本当に楽しかった。
最終日の終礼で子どもたちから
巻き三つ折りの、かなりしっかりした
寄せ書きをもらいました。
嬉しい!
最後は代表の「せーの、」の掛け声で
一斉に僕を指差して「That’s right!」。
あまりのおかしさに
腰から砕け落ちました笑
あぁそんなに気に入ってくれてたのね、
と嬉しい気持ちになりました。
恥ずかしさもあったけど笑
文化祭の発表を必ず観に行くと約束して
お別れしてきました。
まさかこんなに楽しい思い出が作れるとは。
先生になっても、いいんじゃないッ?
本気でそう思いました。
子どもたち、楽しい思い出をありがとう。
また10月に会おうね。
皆んなの発表を心から楽しみにしています。
That’s right!
2週間かまってあげられなかった
とんぼくん。
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