爆心地からまた少し移動して
原爆資料館に行きました。
入り口が螺旋状のスロープになっていて、
1945年へ、ゆっくりタイムトラベル
していくような感覚になりました。
中には“残ったもの”や
被爆者たちの写真などが
多く展示されていました。
やはり被爆者たちの姿は
とてもショッキングで、
しかし目を逸らしてはいけないものだと
改めて思いました。
個人的に1番印象に残った展示は
ファットマンのレプリカでした。
写真では教科書等で見たことありましたが
原寸大で、
尚且つ模様まで再現されているものは
初めて見たので、少し驚きました。
ファットマンと呼ばれるだけあって
大きく丸っこいフォルムが特徴的でした。
レプリカとはいえ
コレを実際に目で見て感じることは
とても大切なことだと思いました。
展示品はそれほど多くなく
それより原爆と人類の歴史など、
原爆についての学習スペースが
広く取られている印象でした。
それももちろん大事なことですが、
やはりこれも殆ど“残らなかったから”
なのかななんて考えました。
ちょうど小学校の修学旅行生たちと
同じタイミングで入場していたので、
展示室内は子どもたちで
ごった返していました。
すごく元気で賑やかでしたが、
せっかく良い勉強ができるんだから
大切に過ごしなさい！
なんて思ったりもしました。
あと彼らの温度で
室温がかなり上がっていました。
元々蒸し暑い日ではあったものの
汗をかくほどの暑さになってました。
別の広い部屋へ移動すると
子どもたちの熱量がなくなり、
逆にちょっと寒く感じました。
展示を見終わると
隣りの平和会館にも足を運んで
お祈りを捧げてきました。
ヒロシマ以上に
“祈り”という言葉が似合う、
似合ってしまう街だなと思いました。
あくまで私個人の感覚ですが。
近くの浦上天主堂にも行きたかったのですが
飛行機の時間的に断念することに。
残念、また今度。
次は長崎最後のご飯を食べに
初日にも行っためがね橋へ向かいました。
次回、『トルコライスとミルクセーキ』。
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