名物女将の温泉宿


元の隅神社を出発すると
南に向かって走りました。

現在我々は山口県北部の
日本海側にいるわけですが、
レンタカーを返すのは
瀬戸内海側の新山口駅。

今日だけで
南側の新下関から北側の角島・元の隅、
そして再び南側の新山口と
山口県を南北に往復するという
強行軍でした。

だから観光してる時間より
車で移動する時間の方が長い。

交通の便が良くないのだから
仕方ないのですが。

車移動が長いとはいえ、
車窓から見える山口の風景は
どこか優しい感じがして
そんなに辛くありませんでした。



再び私の的確なナビゲーションが炸裂し
無事に新山口駅に到着しました。



ガソリンを入れてレンタカーを返して
在来線に乗りました。

今日のお宿は
新山口駅を北に少し行った所にある
湯田温泉の温泉宿でした。



在来線で湯田温泉駅へ行き、
そこから歩いてお宿を目指しました。

お宿を決めたのは
山口の企画を立てた友人でした。

山口といえばそう、ふぐです。

ふぐを食べたい一心で、
宿の夕食でふぐを食べられる所に
彼は決めたのでした。

しかしまぁその宿が何とも変な宿で、
なんでも名物女将がいて、
その女将が毎晩夜になると
宴会場で何やら出し物をするらしい。

昨日は神楽、今日は女将。

うん、ちょっと気になる。



まずは宿のご飯です。


嫌味なくらいにふくふくふくふく。

多すぎてどれがどの料理なのか
全然わからない。

そしてあんまりふぐの美味しさが
わからない。

ただまぁ「ふぐを食べてるぞ」っていう
感じはして、それはよかったです。



部屋に戻って少し休んで女将のショー
ではなく大浴場に向かいました。

お風呂は洋風な内風呂が1つ、
和風な檜風呂が1つ、
中庭にある小さな露天風呂が1つ、
そして本格的な露天風呂が1つ
の計4つありました。


順に入っていきましたが
お湯の温度が全体的に高いため、
少しずつ入浴時間は
縮まっていきました。

ちなみに1番好きなお風呂は
檜風呂でした。

やっぱり色と香りがいい。

大きな宿だから混むのかなと思いきや
お客さんはほとんどいない。

ほぼ同じ時刻に女将のショーが
開催されていたので、
皆さんそちらに行ってたのかも。

ちょっと気になるけど、
見るのが怖いのもまた事実。



風呂から上がって
部屋でお酒を飲んで
2日目が終了しました。

明日はまた東へ向かいます。

次回! 『お土産と思い出と』。

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