ポートタワーの展望台は
3階に分かれていました。
1・3階が展望室で、
2階にはカフェがありました。
先に最上階までエレベーターで上がり、
そこから階段で降りました。
下の階の展望室に到着。
建物的にはここが3階になるのか。
上層階級と7mしか
高さが変わらないので、
ほとんど景色は一緒でした。
このフロアの目玉というのが、
このガラスに書かれたサインです。
これは2018年の夏の甲子園で
大躍進を遂げ、準優勝した
金足農業高校の吉田輝星投手のもの。
現在は日本ハムファイターズに所属する
プロ野球選手です。
もう5年も前のことだから
忘れている人も多くいそうですが、
あの年の甲子園は、
ダークホースだった金足農業が
名門校を次々やぶって勝ち上がり、
「金農旋風」を巻き起こした年です。
吉田投手が初戦から投げ続け、
レギュラーが毎試合変わらないことから
「金農ナイン」と
メディアは名付けていました。
最終的に決勝で
全国から部員が集まってくる名門・
大阪桐蔭高校とぶつかり、
準決勝までで
力を使い切ってしまった吉田投手は、
桐蔭打線につかまり、
敗戦を喫したのでした。
なぜこんなに熱く語るのかというと、
吉田投手は年は違えど同学年の
いわゆる「ミレニアム世代」なのです。
このミレニアム世代は
優秀なスポーツ選手が多く、
競泳の池江璃花子選手や、
卓球の伊藤美誠選手・平野美宇選手・
早田ひな選手も同じ2000年、
あるいは2001年生まれの同学年です。
ミレニアム世代は全員応援する!
という謎のこだわりがある私は、
同い年が戦う最後の甲子園を、
自宅で素麺を食べながら眺めていました。
頑張れ同い年。頑張れミレニアム。
20世紀最後の世代、
21世紀最初の世代の誇りを持って、
今後も頑張ってほしいです。
話を戻しますと、
金足農業は秋田県勢初の
甲子園準優勝を成し遂げたのでした。
それを記念してのサインだったのです。
というわけで、
この6月旅行記の行き先は、秋田県。
これで東北地方完全制覇。
展望台からは男鹿半島も見えます。
さぁエレベーターを降りて
秋田市内へ向かいましょう。
次回、『機関車・電車、新幹線。』。
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