ラッピングの意味


小倉駅の北側で行きたかった観光スポットは
北九州市漫画ミュージアム。


漫画ミュージアムと言うからには
日本の漫画の歴史を学べるのかな?
と思っていたら、
ミュージアム的な要素はごく一部。

どっちかっていうと
漫画の描き方講座的な
ちっちゃい子向けの展示ばかりで
ちょっと残念でした。

でもミュージアムの敷地の半分
あるいはそれ以上が、
大量の漫画で埋め尽くされた
漫画喫茶状態になっていて、
老若男女問わずそこで漫画を読んで
くつろいでいました。

なるほど、
そうやって楽しむ場所なのか。

そもそもミュージアムが
アニメ関連の商業施設の
最上階に位置しており、
みんなが気軽に立ち寄れる漫画喫茶
という意味合いの方が大きかったようです。

ホントは私も読みたかった漫画を
読みたかったのですが、
次の移動があるから断念。残念。



あとそうそう。

展示の目玉としてあったのが、
松本零士のコーナーでした。

松本零士は少年期を
小倉で過ごしていたそうです。

松本清張といい松本零士といい
松本じゃないのに松本が多いな北九州。

松本零士作品は999やハーロックなど
劇場アニメ版を観てきたので、
少し思い入れがあります。

逆に他の作品をほとんど知らないので
若い頃の作品も観ることができたのは
とてもいい経験でした。

そしてこれでやっと謎が解けました。


私が先ほど乗ってきたモノレール、
たまたまラッピングが999だったのです。

松本零士が練馬区在住ということから
西武池袋線が999ラッピング車両を
走らせているのは知っていましたが、
北九州も走っていたなんて。

でもなぜ?
と思っていた謎がここで解明されました。



城から始まった小倉観光もコレでおしまい。

ここからは今日の宿に向けて
移動が始まります。

乗って歩いて乗って歩く。

いざ二つ目の目的地へ。

次回、『キャナルシティの戦い』。

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