日本庭園の隣りにあったのが、豊平館。
どうだ観光スポットだぞ、と
言わんばかりの佇まい。
中はいわゆる西洋建築。
急過ぎる階段も含め、
当時のものなんだなと思いました。
窓から見えるバルコニーと中島公園。
こんな広いバルコニー、憧れます。
この豊平館、ちょっと不思議な構造で、
表から見えないように、
裏側にガラス張りの近代的な建物が
くっついていて、
そこに施設職員がいる感じでした。
なので豊平館そのものと近代建築が
内部でくっついてるのが見えます。
写真とか撮ったりした時に
映り込まないよう裏に隠したあたりは、
まさに観光課が考えそうなこと。
豊平館を出ると、
中島公園に別れを告げて、
いよいよ市電に乗ることにしました。
中島公園通駅から乗車です。
札幌市電は珍しい完全な環状線。
夜のススキノ辺りを走る新型車は
ネオンサインに照らされて
近未来的な雰囲気を醸し出しますが、
写真のように懐かしい雰囲気を醸し出す
街並みや車両もあって、良い感じでした。
ただ環状線で、尚且つ碁盤の目なので、
電車はひたすら真っ直ぐ走行するか、
あとはほぼ直角に曲がるだけ。
風景があまり変わらないのは
少し不満でした。
あと乗ってて思ったのは、狭くて細い。
電車を待つ停車場の細さもさることながら、
車両そのものもかなり細かったです。
この薄さは鹿児島市電以来です。
市電のイメージが都電や広電なので、
ここまで細いとビックリします。
細すぎてベビーカーや車椅子なんか
乗れません。
乗れる新型車両もありますが、
運転席の後ろだけ
ワンステップ高くなっているという
ちょっと変な構造でした。
ナイスなアイデアではありますが、
ちょっとどうなんでしょ。
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