アメリカーノブランコーノ


いよいよ我々の順番が
回ってきそうだったので、
中の椅子に座って待つことにしました。

店内は家族連れなどで大賑わい。

フロントの方がエレガントなおじ様紳士で
見ただけで「この人は仕事ができる人」
とわかりました。

通された席は入り口近く。

キッチンの目の前で、
慌ただしいシェフたちの様子が
よく見えました。


外の眺めはこんな感じ。

真ん中奥に見えるのは大涌谷です。

遠くからでもよく見えました。



料理はランチセットにしました。

メインはWebサイトでも
写真が使われていたボロネーゼに。

出てきたスープが
思いっきりアレルギーのものだったので
飲めませんでしたが、
パンは美味しかったです。

あといわゆるパンじゃなくて、
硬くて細長くて
もはやパンというよりお菓子みたいな
パンが出てきました。

写真撮り損なっちゃったし、
今これを書いている時点で
既に旅行から1月近く経ってるので
頭文字すら思い出せませんが、
とにかくそんなのも食べました。



食べていると
恰幅のいい外国人のおじさんが
キッチンの裏手の方から出てきました。

そしてキッチン横の
電子ピアノやAV機器の置いてある
ところにどっかり座りこみました。

そしておもむろに
バイオリンを持ち出しました。

あ、そういえば。

Webサイトを調べてたとき、
ニュース欄のトップに
演奏を聴きながら食事ができる
って書いてあったな。

時間になると、
こうして演奏しに来てくれるんですね。

いいタイミングに
席に座ることができました。

バイオリニストは何か言っていましたが
イタリア語なのか
ちっともわかりませんでした。

全部アメリカーノブランコーノ
って聴こえる。



演奏は、当たり前ですが見事なもので、
ファンサービスをしつつ
勢いのある曲を演奏していて
すごいなって思いました。

途中、席の近くまで来てくれました。

言葉は通じずとも
音楽で繋がることができる。

これは真理だと思います。

贅沢だなって思っていると、
ちょうど太陽さんが顔を出しました。

ガラスの木がキラキラと光ります。

素敵なお昼でした。

成井憲二Official

成井憲二の次回参加公演の紹介や、戯曲の無料公開を行います。

0コメント

  • 1000 / 1000