およそ1000点の美術品の鑑賞を終え
大塚国際美術館を出ると、
スマホの時計は15:00を示している。
あれ? もうこんな時間?
ていうか10:00に入館したから
5時間も滞在してたってこと?
本館と別館の2つの建物、
地下3階・地上2階の計5つのフロア、
およそ4kmにおよぶ鑑賞ルート。
そりゃ時間もかかるわけだ。
でも5時間は驚いた。
JTBやHISの広告には
「たっぷり3時間滞在」
とか書いてあったから、
ツアーに参加するおば様で3時間なら
早足の私には2時間強で十分だと思ってた。
いやぁ観るものが多すぎた。
そして大きすぎた。
最大3時間滞在の予定を組んでたもんだから
後ろの予定が大きく狂うことに。
美術館での思わぬ長期滞在によって
まず渦潮鑑賞の予定が消し飛びました。
ゆっくり絵画を鑑賞しているうちに
渦潮発生のピーク時間を過ぎており、
次のピークは午後6時ごろ。
そんなに待ってられるか!
ということで諦めることに。
今度があるか分からないけれど
今度来たら今度こそ。
美術館前からバスに乗って、
朝ひたすら歩き続けた海岸線を
あっという間に走り抜け、
怖かったトンネルをくぐって、
歩道のない橋も渡って、
鳴門駅に到着しました。
電車に乗るのかと思いきや、
香川で働く友人に教えてもらった
駅近くのラーメン屋に向かうことに、
したものの売り切れ御免でもう閉店。
せっかく教えてもらったのに
間に合いませんでした。
ラーメン屋の前まで寄り道したことで
電車を1本乗り過ごしました。
あと30分どうしよ。
と思って顔を上げたその先に、
山とお城が見えました。
お城にわかマニアの私としては
向かわないわけにはいかない。
30分で駅まで戻れることを
マップの経路で確認し向かうことに。
山の麓まで到着すると
当然のことながら階段が。
公園内も美術館内も歩き続けて
尚もこの階段、地獄。
でも登りきったその先に
お城が待っている!と思ってたら
“トリーデなると”という公共施設でした。
見事にバリアフリー化もされていて
さすがにガックリきました。
でも山の上ではあるので
景色は素敵でした。
さぁ次なる目的地に向け
駅へ戻りましょう。
次回、『夜の観光』。
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