照國神社を出発すると
鹿児島市の北側にある城山の
展望台を目指して歩き出しました。
これがなかなかにキツい。
急な登り坂があるわけではなく、
ひたすらにひたすらに緩やかな坂道が
グネグネグネグネと永遠続く。
準備万端気分爽快ないつもの私なら
すいすい歩いていけるものを、
昨日までに脚に蓄積した疲労は
大浴場の大きな湯船に
夜朝浸かったくらいでは取れるはずもなく、
ただひたすらにシンドイ時間でした。
可能な限り歩く距離を短くしようと
グネグネ道をショートカットするため
果敢に峠を攻めていきました。
もうやんなってきたところで
展望台に到着しました。
あいにくの曇りでしたが
鹿児島市内を一望できる
気持ちのいい場所でした。
2枚目の写真の奥に写ってるのが桜島。
こちらも雲を被ってて
下の方しか見えませんでした。
残念。
城山の南側から登ったので
今度は北側を歩いておりました。
登ってきた道は
いわゆる遊歩道だったのですが、
北側の道は完全な車道。
お前なんでここ歩いてんねん
と言わんばかりに
横を車がブンブン抜いていきました。
坂道を暫く歩くと
２つの洞穴がありました。
なんでもここは
西郷どんが西南戦争のとき、
最期の数日を過ごした場所らしい。
そこからさらに数百メートル歩くと
西郷どん終焉の地がありました。
西郷どんが襲撃され
瀕死の重傷を負いながら必死に逃げた道を、
150年近く経った今歩く
という不思議な体験でした。
まぁ、そこまで西郷どんに
思い入れはないのですが。
ごめんなさい。
城山から再び繁華街の方へ
戻ってきました。
次はどこへ行こうか。
次回、『峠を攻めろ2』。
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