ハイジになった気分


お土産を買うと、
トンネルの向こう側に回り込みました。

そこにあったのは旧高千穂駅。

廃線になったため使われなくなった駅舎が
ほぼそのまま残されているのです。


現在は観光用の小型のトロッコ列車が
1日数本走っています。

高千穂駅から出発し、廃線を走って
スイッチバックして
再び高千穂駅へ帰ってくる。

こちらも乗りたかったのですが、
到着した時には
既に最終列車が出発した後。

せめてホームには上がろうと
ホームに上がって写真を撮っていると
最終列車のトロッコが帰ってきました。


高千穂の自然に全く馴染む気のない
鮮やかなピンク色の車体。

ホームと車両の間がかなり開いてるので
扉の所に錆びついたステップが
写真のように用意してありました。

うん、やっぱり乗ってみたかった。



さぁ今度はどこへ行く。

そろそろ日も翳ってくるから
景色のいい所に行こう。

ということで高千穂の街を一望できる
国見ヶ丘に向かいました。


丘というか山というか尾根というか
とにかくその上にちょっとした広場があり


こんな感じのブランコもありました。

3人並んで座れる大きさなので
3人乗って1人が押して
久しぶりのブランコを楽しみました。

少し離れた所に
1人用のブランコもありました。


もうこれはホントにハイジの気分。

飛んで行きそうな、
実際、ブランコの金具が
明らかに緩くなっていて
本当に飛んで行ってしまいそうな
そんなブランコでした。

高千穂峡のエメラルドグリーンも
とても綺麗でしたが、
ここからの景色も最高でした。

いわゆる森や山の緑色で
鮮やかさなんてないんですが、
でもそれがやっぱり美しい。

色々見て回ってきましたが
ここに来てはじめて、
来て良かったと強くおもいました。



さぁそろそろ暗くなってくるから
お宿に向かおうではないか。

次回、『夜の田舎を甘く見てはいけない』。

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