大阪新世界には昭和の匂いが残ってる


ホテルのロビーを出ると
目の前が地下鉄の入り口でした。

前日は歩いてホテルに来たので、
そこに入り口があることに
気づきませんでした。

これは楽ちんだ。

初めての大阪メトロ。

乗る方向を入念に確認してから
ホームへ降りると、
ちょうど電車が到着する所でした。


様々な地方都市で、これまでそれなりに
地下鉄に乗車してきましたが、
その中でも特に古めかしい車体だな
と感じました。

数駅乗って、大国町で降りました。

ここから歩いて、まずは通天閣にご挨拶。



通天閣のお膝元は
少し物騒だと父に聞かされてましたが、
さすがに午前10時前の通天閣に、
危なそうな人はいませんでした。

代わりにいたのは、
東南アジア系の外国人ツアー客。

通天閣の下で、
10時の開場を待っていました。


通天閣周辺は
昔懐かしい建物や雰囲気が残っていて、
上の写真なんか20世紀少年なんかで
出てきそうなカットです。



あと懐かしい昭和の映画館が
近くにありました。


店の前のには
酔っ払ったお爺さんたちが
大声で会話していて、
イメージ通りだなと思いました。

他にも映画館、

大衆演劇の劇場、

なんかもあったりして、
いい雰囲気でした。



通天閣開場までまだ少し時間があり、
あのツアー客の後ろに並ぶのは
なんかなぁと思って、
登るのはやめました。

次のスポットに向けて歩き始めました。

すると、
何ともいい雰囲気のアーケードが。


屋根が低くて道が狭くて黄色っぽい。

おまけに五十嵐浩晃さんの
「ディープ・パープル」が流れていて、
余計に懐かしい感じ。

大阪新世界には、
まだ本物の昭和レトロが残っているのだな
と思いました。

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