旅は成り行きが大切だ


住吉大社は大社というだけあって
バカでかかったです。


同じ大きさのが2つ並んでいるの
わかるでしょうか。

奥にもう一個あります。

合計3つ、同じサイズのものがあります。

他にも周りに色々神社やら
分社やらがあるので、全部巡ったら
いくら小銭が必要かわかりません。

ちょうど神社の方が
お賽銭を回収に回っているところで、
一個一個賽銭箱を開けて歩いてる姿が
大変そうでした。

境内を歩いて散策していると、
公衆電話がありました。

周りから浮かないよう、
デザインが工夫されていて
面白かったです。


 
大社を出ると、
先ほど降りた駅の一つ先の駅から
乗り込むことにしました。

しかしこれがまた見つからない。

マップと見比べて、
あそこらへんというのはわかるのですが、
大通り沿いではないので、
住宅街から見つける必要があります。

すると電車の音が聞こえ、
パンタグラフが見えました。

おかげで駅までの道順は分かりましたが、
1本乗り過ごしてしまいました。

まぁいいやとゆっくり歩いていると、
再び電車の音が近づいてきます。

コレは私が乗りたい電車か。
それとも逆方向なのか。

とりあえず駅までダッシュしたら、
見事、乗りたい方向の電車でした。

ラッキー。
さっきまであんなに運転間隔空いてたのに
こんなにスルッと乗れるとは。

でもおかしいな。
なんでこんなに間隔が短いんだ。

さっきの電車から5分も経ってないぞ。



実は私が飛び乗った電車は
2駅先の我孫子道駅止まりの電車。

この駅に車輌基地があるため、
この駅から分岐する住吉鳥居前駅までが
他の区間と比べ、
運行本数が多くなっていたのでした。

つまり本当に乗らなければならなかったのは
私にパンタグラフだけ見せて
走り去って行った、
一本前の電車だったわけです。

全区間どれだけ乗っても
一律料金の阪堺電車。

2駅しか乗らなかったので
ちょっと損してしまいました。

しかしこうなったのも、何かの縁。

我孫子道駅で降りて、
隣駅まで歩くことにしました。



暫く歩いていると土手が見えてきました。

登ると大きな川が。


北岸が大阪市、南岸が堺市。

大阪の二大政令指定都市を分断する、
重要な川です。

我孫子道で降りてなかったら
スルッと電車で渡っていたことでしょう。

やはり旅は、成り行きが大切です。

橋を渡れば、いよいよ堺市に到着です。

阪堺旅行記、堺編スタートです。

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